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第2回 “働きたくない”をちゃんと考えた結果 -FIREに至るQ&A(動機編)-

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目次

FIREを目指すって、人に言える?

おはようございます。月曜です。
月曜日が来てしまいました。
あーやだ、働きたくない。会社行きたくない。
「そういうメンタリティだから、FIREしたいんでしょ?」と言われそうですが、、、

FIREしたいって、誰かに話したことありますか?
“本気で働きたくない”ととられるようなことなんてそうそう言えません。
皆さんは家族に言ったことありますか?家族以外には?家族でも子どもには?

僕のこれまででは「株やってる」くらいがギリギリ。それだって「儲かってるならおごって!」 ばかり。(損してたら、おごってくれる?と言うと話題が変わります)

でも、きっと皆さんも同じで、だから色々な情報を集めているのではないでしょうか。
今回は、そんな“語りにくいFIRE”について、僕自身の動機や経緯をQ&A形式でまとめてみました。

いつ頃からFIREについて考え出した?

大学3年生の就職活動開始ごろから。「どうして働く?」が「生活のため…」以外に思いつきませんでした。
使い回しのきく志望動機で就職活動は連戦連敗。そんな中で「お金があれば働かないで済む。いくらあれば、どうやって貯めたら良いのか」を考えたのが最初です。
※どうにかそれらしい志望動機を作れた出版業界に潜り込めました。

どうしてFIREに興味を持ったの?

大きくは2つの期間に分かれてます。

■第1期 1999年~2008年

就職後しばらくして「自由に生きるにはお金が必要=経済的独立」を知りました。休憩スペースにマネー雑誌が転がっていたのです。「働かないのにお金に困らず暮らしたい」が虫の良い妄想ではなく、ではなくて虫は良いけど概念がある=たどり着ける方法がある。あるなら目指そう45歳で資産2.5億円!
独立系投信やネット証券の誕生等とも重なり、様々な金融商品に手を出しました。その後IT業界へ転職&長男の一通が誕生。BRICSブームで調子に乗りリーマンショックで終了。

■インターバル 2008年~2013年

資産も心もヨレヨレのところに、過労からメンタルダウン。どうにか立て直して「地道に働くしかないんだ」と決意を改めます。それを支えるように次男チャン太の誕生・家の購入とライフイベントも続きます。しかし、決意は続きません。2012年FXに手を出しやはり痛手を負います。が、アベノミクスで挽回。株式投資も再開しこちらも復活。同時期に仕事のプロジェクトが成功し、「投資も出世もどっちもだ」と浮かれ始めます。FIRE??なんですか?

■第2期 2013年~現在

仕事でやらかし、「こりゃもう出世はない」と自覚。少しして長女ニコが生まれます。教育費3人分+会社での先々を見据え「“お前いらない”と言われても困らないように投資で増やして逃げ切ろう」とFIREを再決意。当初の「45歳で2.5億円」はなかったことにして、「50歳までに1億円」でリスタート。

どうして今FIREしようとしているの?

飽きちゃったんです、今の仕事に。家族に目を向けると、一通は本人の思うように生きているし、チャン太やニコもそれぞれ道を見つけるだろう。 じゃあ自分は?お金は増やせても時間は増やせないと考えちゃうのです。
「いらない」と言われても平気なようにFIREを目指してきたんだから、自分から辞めるでも良いのではと思い立ってしまったのです。好きにやってみてダメだったり、なんか違うと思ったらまた働けば良いじゃない、と。
おっさんにも夢とか希望とかあるんですよ…。眉間のしわを取っ払いたいんですよ…

FIREにどうやってたどり着いたの?

収入を増やす→支出を減らす→投資する の繰り返しです。

■やったこと

1.収入を増やす 

立直は転職、順子は正社員での勤務をできるだけ継続。どちらもスキル→評価向上を図る。

2.支出を減らす

固定費の見直しがメインです。
まめな節約はうちには難しい。
クレジットカードの見直しも何度かしました。

3.投資する

金融商品のほか、iDeCo、時短家電、ふるさと納税…。「資産」か「時間」どちらかが増えるならGo!でした。

■やらなかったこと

1.やりすぎない

「仕組みを変更したら、後は意識不要」を意識してました。
スーパーのチラシは見ず、いくつかの商品で「この店はこの金額が標準」というのを押さえて、
それをもとに高い安いを判断するくらい。
皆さんの良く行く店でマウントレーニアはいくらですか?
「うちは128円なら安い、138円なら許す、148円は高い!」が基準です。(税別価格)
一度特価で100円を見たときは興奮して、手ぶらで順子さんを呼びに行ってしまいました。
「持ってくれば良いのに」と冷静に言われました。

2.家計簿付け

費目別の予算立て/管理が苦手。何にいくら使ってるか今もよく分かってません。
代わりに各口座の残高を集計。(第1期は年1回、第2期は毎月)

途中の誘惑は?

投資を思えば我慢も苦にならない、わけがありません。あっさり負けてます。
旅行もリフォームも車の買い替えも大まかに予算を把握し、やりたいと思う・必要ならやるが基本路線。自分たちが意識するではなく、サービスや仕組みを変えてそれで節約するに落ち着きました。
節約より収入をどう増やすかの方がウェイト高めでした。

「家族とのすり合わせ」と前回予告で触れましたが、思ったより長くなってしまったので、次回に持ち越します。
すみません。

次回予告

次回はQ&A後編。
どんな節約をしてきたか、投資の遍歴と状況、
家族はFIREについてどう受け止めているのか?
思いと行動のせめぎあい/すり合わせについて書いていきます。
第2回はここでおしまい。連荘します。

使用画像:© Daria Obymaha / Pexels

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この記事を書いた人

東場(とんば)です。首都圏在住の5人家族。今は会社勤め。
28年かけてFIREにリーチ。
上がりに向けてやってきたこと、これからの一手も書いていきます。
あなたの選択肢が、少しでも広がればうれしいです。

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