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第8回 FIRE28年史-5 2015 慢心&しっぺ返しの投資結果と綱渡り生活サイクル 

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前回は東場家の資産全体をファンドに見立てて、「年間500万円、前月比+1%を目標」設定。投資の状況把握と家計の改善について月次集計でチェック。結果の悪い時も含めて続けていくためのコツを書きました。

今回はそれを始めた(実質)最初の年となった2015年の結果についてと、生活の状況を振り返ることにします。

■過去記事
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失敗→撤退期間中はこちら
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目次

浮かれてやられる 浮き沈みの2015年投資

結果:3,400万円→3,760万円 +360万円 年初比 +10.6%。前月比+1% 6勝6敗

2014年に引き続き、2015年も日本株メインで絶好調でした、夏までは。

FXはドル/円を取引してましたが、二国間の取引でワンサイドの円安はどこかで終わると結論し4月~5月で縮小・手じまいをします。その分をCFD(?な方は「FXの株式指数版」と思ってください)に振り向け5月15日~6月1日までの日経平均12連騰をうまく取ることができました(5月末に決済したので印象に残っています)。
為替も6月初めに1ドル=約125円で一旦ピークとなり、その後円高に振れます。

この2つが重なり「俺うまい!成長してる」と慢心です。6月末時点で+600万円。
「このままいけば年間+1,000万円」と浮かれていた8月「チャイナショック」がやってきました。

今振り返ると、CFDの持ち高を決済して我慢していればよかったのだと思います。ですが、「底なしに続く下落」と思えるのですよね。頭に血が上って「損をした分を取り返す」と動いてしまいました。CFDはショートもできるのです。普段やっていないのにうまく取引できるわけがありません。しかも冷静さを失ってます。大出血です。

8月だけで▲450万円(前月比の残高なので、確定ではないです)。
9月も▲170万円で年初比マイナスに転げ落ちます。7月に賞与も入ってるのにですよ。

10月以降盛り返しましたが、最終着地は+360万円。年初比+10.6%。前月比+1%は6勝6敗。目標にはどちらも届かずでした。本来がっかりする数字ではないのですが、「目標」を考えると頂上は遠く、無謀な挑戦をしていると感じたのは事実です。

日々綱渡りの生活サイクル

一通は小学生、チャン太は保育園児、認可保育園に入れたので保育料は2.5万円と認可外と比べると抑えられていました。一通がスイミングと進研ゼミをやっていたくらいで、中学受験は考えなかったので、教育関連の費用はまだ少なめでした。

お金がどう動いていたかは、「月次集計」しか残っていない状態です。さっき保育料は通帳を引っ張り出して確認しました。当時食費等の費目別に計算はする気も起きませんでした。日々の生活をどう回していくかでギリギリだったのです。

大体こんな感じでした

時刻行動
6:00起床(大体寝坊して6:30)。朝食準備、洗濯物干し、ごみ捨て
6:30子供たちを起こす(大体遅れて7:00)、朝食、全員の身支度
「こぼした」「見つからない」「汚れた」がセット
7:45一通を送り出して、どちらか(主に順子さん)が車で保育園へ
8:00登園(立直の時は、チャン太にどこに何をセットするか確認)
8:15保育園→順子実家。駐車・鍵を預けてそこから電車出勤
定期は順子実家最寄り駅まで買っていました(通勤手当と差額は自腹)
17:00順子父母 一通・チャン太をピックアップし、車で順子実家へ移動
19:00
~21:00
順子、実家へ到着。夕食・入浴・寝る支度→車で帰宅
朝食等の食材もいただいてました(実費+αを渡してました)
21:00までに間に合うなら立直も合流(※)
21:30子供たちを寝かせたい「目標時刻」
22:00翌日の準備。最低限の家事。
(洗濯機6:00セット、食洗機セット、気乗りすれば洗濯物たたみ)
24:00寝れてるといいなぁ

※時々入れ違いで「あら?順子たちさっき帰ったよ」がありました。夕飯をごちそうになってから電車で帰宅。

親子の戦い 進研ゼミ

進研ゼミですが、、、入会されている皆さんのお宅はちゃんと提出できてます???
うちは子供たち3人で取り組み方が全く違ってまして。。。

一通紙版。やらない。
「1か月遅れまではOKだがそれ以上は小遣いストップ」にして、どうにか1か月遅れで提出。
チャン太紙版。時々ため込むが、順子チェックで涙目リカバー。
ニコタブレット。やっていないと親にメールが飛ぶので、割としっかり。

3人同じものを食べているのに、この差はどこから来るのでしょうねえ。

洗濯機と食洗機についての告白

■ドラム式洗濯機を使わなかった理由

洗濯機は「縦型」です。ドラム式が乾燥まで出来て良いというのは聞いてましたが、置き場のスペースが取れなかったのです。ニコが生まれて5人になって、容量的にさらに無理となりました。

洗濯干し場に除湿器を置いて、室内干しをしてました。
なので除湿機はウンチク語れますが、ドラム式洗濯機は全く知識がありません。

■激押し食洗機

食洗機はマストバイです。買いましょうではありません、「買え」です。
寝てる間に洗い終わっていて、拭く必要もなくて、整理して入れるから皿が割れないんですよ!
油が落ちてなくて洗いなおす必要がありません。

「食洗機対応の皿がない」→買い替えれば良いのです。食洗機不可の食器だけ手洗いすれば良いではないですか。
皿洗いの時間を別のことに充てられますよ。うちは寝ました。
置き場に悩む方!下記リンクからイメージをつかめます。
Panasonicの設置例

投資にどれだけ回す? 生活防衛資金とのバランス

投資に入れるお金が増えれば増えるほど、うまくいったときのリターンは当然大きくなります。ですが、チャイナショックのような下落があれば資産はダメージを受けますし、精神的なストレスも大きいです。僕のように頭に血が上るとさらに傷口を広げて「あのお金で何できたかな」と考えたりもします。

ですので、何とかショックがあったり、予期せぬ出費や「キミ不要」があったときに耐えられる生活防衛資金を用意しておく必要はあると思ってます。

「株売ってお金作ればよい」は理屈としてはありますが、「何かのために株を売る」は意外とやりづらいです。(今後「資産の取り崩しがうまくできるか」は自分の中で気になっています)

この生活防衛資金ですが、東場家では2015年ごろからは大体1,000万円を目安にしてきました。2年分の生活費+安全を見ての予備費という考え方です。

ただし、ずっとこの額だったわけではなく、上下しながら2023年の秋には約500万円と半減に近くなります。「増やしたい!」が強くなると、投資資産の入れ替えではなく「現金」を投入になりがちですね。

1年分という点では十分ですが、自分の「ガードが甘くなる」を踏まえてだんだんと戻しています。

また「夫婦どっちかの口座を生活防衛資金用とするか」という考え方もありますが、どちらか一方ではなく、「双方の口座で合算」のほうが円滑と考えています。「貯めるばかりで使えない」は自分が貯める担当になったら苦痛だろうと想像をしています。

おわりに

もう10年前になるのですね。

投資の状況は、月次集計とネット検索で何があったかを思い出せました。
生活の方は「こうしていた」は書き出せましたが、どんなことがあった?はかなり曖昧です。保育園の連絡帳を見れば多少わかるでしょうけれど、どこにしまったやら。お金も必要でしたが、時間も欲しかったですね。
いつだって時間はほしいのですが、この時期の時間はもっとも貴重だったと思います。

前回予告で「2016年のエヌビディアへの投資」と触れましたが、次回へ持ち越しです。申し訳ありません。

ようやく感覚がつかめてきて1年=1回で今後書いていく形になると思います。

というわけで、次回は2016年について。
エヌビディアへの投資について書きます。
持ちっぱなしにしとけばよかった。。。

それではまた来週よろしくお願いいたします。

使用画像:© cottonbro studio / Pexels

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この記事を書いた人

東場(とんば)です。首都圏在住の5人家族。今は会社勤め。
28年かけてFIREにリーチ。
上がりに向けてやってきたこと、これからの一手も書いていきます。
あなたの選択肢が、少しでも広がればうれしいです。

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