投資失敗→撤退で地道に働いていたのに、FIRE挑戦第2期を開始します。
きっかけは?やり方は?資産の推移は?
皆さんはFIRE挑戦何年目で、どんな進み具合ですか?
比較しながらお読みいただければ幸いです。
今回は生活・投資両方です!
■過去記事
「約束された失敗」第1期についてはこちら
失敗→撤退期間中はこちら
全体を通して読みたい方はこちら
ほとぼり 2012-2013
2012年
投資をやめ収入は仕事一本。住宅ローンの返済に励んでいましたが、2年も経つと痛みも薄れます。
「株がダメでも、為替ならいけるんじゃない?」と思い始めます。
はい、そうです。FX(外国為替証拠金取引)に行きつきます。
仕事で外貨を取り扱うわけでもなし、いけるの根拠は全くありません。
「史上最高値圏の円高(当時1ドル=約80円)なんだから、そのうち円安になる」
「外貨預金は手数料が高い。FXならほぼタダ」と脳内言い訳していましたが、本音は「元手以上のポジションが取れる」です。
取引開始は順子さんには秘密。
当初はドル/円を恐る恐る取引、若干プラスというところでユーロ/円に手を伸ばします。
理由?思い出せません。なぜそうしたかも思い出せませんが、ユーロをショートし当然のように焦げ付きます。
結果は▲31万円。
100万円の種銭で3割負け…。
さすがに反省して決済直前にスクリーンショットを撮りました。
↓愚か者の記念碑はこちら

損失を確定申告をすれば、その後3年間で上げた利益は相殺可能と知っていましたが、この実績で取り返せるとはとても思えません。
「弱ったな」しか思いつかずに3週間―――
神風が吹きます。
11月14日 野田総理の「近いうち解散」です。
休憩中についていたテレビで見ましたが、私には相場とどう関係するかピンときません。
ですが、プロは違います。
春山昇華さんはFacebookで、広瀬隆雄さんはブログで「日本株は買い!」と潮目が変わったことを力強く書いていました。
「ならば円安になる」と私もさすがに気づきます。
ドル/円ロング(ドル買い)!年末までに▲31万円は帳消しになりました。
株は塩漬けの含み損は減りましたが、新規買い建てできる余力はなしで見てるだけでした。
この時
自分だけの予想で売買しない
プロの見立てを吟味して、考えが合うならGo!
が東場のスタイルとして確立しました。
※このお二人ほぼ毎日情報更新されてました
(ありがたいことです)
わからない部分があってもずっと読み続けていたのが、自分の中で蓄積されていたのだと思います。
2013年
職場では異動が発令されましたが、担当業務は概ね同じで順調に実績を重ねていました。
投資についてもアベノミクス・黒田バズーカで株高・円安の流れにそのまま乗れました。
自分の予想は信用せず、春山さん・広瀬さんの記事、日経新聞を定点観測しながら投資を実施。
FXはドル/円ロング一本槍で+200万円
株・投資信託は2010年損失分が今年で相殺期限を迎えると気づいて、もう一度証券口座の残高を確認。
そしたらですね、もう残ってないと思っていた新興国投信があったのです。それも2009年から毎月積み立てしている分もありというずさんさ。
プラスになっていたので確定し、これを原資に不動産ETF(アベノミクスの資産効果を狙ってました)と米国株ETF(このころはまだ外国株へのアクセスはハードル高めでした)を購入
→12月に売却し+130万円。(損失全額奪還はならず)
この利益を元手に車を買い替えました。「ずっと働くんだから自分にご褒美」と。
FIREなど頭にありません。仕事と投資でちょっと豊かに暮らしたいと思っていました。
帰ってきた「FIREを目指す」2014
そして2014年。投資は順調ですが、仕事で壁に突き当たります。
前回書いた「自分の手に収まる範囲で動いただけ」が悪さをしたのです。
「チャレンジね」と任された業務に対し、自分の中でこねくり回しただけで進展が得られず部署の業務全体の進捗に穴をあけてしまいます。
「もういい」と上長に巻き取られ、以後は作業的な業務ばかりとなります。
任せられないので干されたというやつです。
「できないのがダメなのではない。できないと報告を事前にしないのがダメなところ」とガッツリ絞られました。(当時は「どっちにしてもダメじゃん」と思ってまして、理解できたのは10年後)
管理職手前でしたが、ここで昇進はストップだなと自覚します。
給与の上がり目もないな、何かあれば肩たたきだな、もうじき40で転職しても給料上がるとも思えないし、でも一通は小学生、チャン太は幼児、あと15年は何とかしないと…となると投資…
2014年夏、こうして東場は「fireされても大丈夫なようにFIREを目指す」第2期を始めました。
2014年10月の黒田バズーカ2もあり、年末に世帯金融資産は3,400万円となりました。
おわりに
2008年~2013年までの金融資産は記録をつけていません。リーマンショックでの気力低下、「FIREなんてもう無関係」からの停止です。
なので2014年末までの伸び幅が第4回で記載した1,500万円からかどうなのかは僕も???と思っています。
すみません。
2012年11月の春山さんのFacebookは当時の「潮目が変わる」熱気がそのまま伝わってくる内容だったのですが、たどり着けませんでした。
代わりにこちらのリンクを参照ください。
広瀬さんも当時「Market Hack」というサイトで「これはノルマンディ上陸作戦だ!突撃あるのみ」といった趣旨の寄稿をされてました。
サイトが閉鎖されたようでこちらも現在は見つかりません。
プロでもこんなに興奮するんだという内容だったのです。強烈でした。
次回予告
本当は2-3回構成で2025年までを書き切るつもりだったのです。でもまだ2014年…
次回は2015年からです。投資の話のほか、日々の生活のコストダウンにも本腰を入れ始めます。
皆さんはどんな生活工夫をされていますか?
また来週お目にかかれるように頑張ります!
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